ベルベットの基礎知識

  • ご存知ですか?このロゴマーク
  • ベルベットとは
  • ベルベットの織り方
  • お手入れ方法
  • ベルベットのしまい方

ベルベットとは

ベルベットとは

ベルベット(velvet)は、我国ではビロード(漢字で書くと天鵞絨)と呼ばれ、古くから親しまれてきました。ちなみにvelvetは英語。veludoはポルトガル語で、スペイン語ではvelludoとなり、発祥の地イタリア語ではvellutoとなります。 我国でビロードという呼び名が有名なのは、南蛮貿易の頃に我国に入ってきたからだと思われます。 生地の表面を起毛したパイル織物(添毛織物)の一種で、2枚の生地の間にパイル糸を織り込み、その間をカットしたものを言います。

ベルベットの織り方

ベルベットの織り方

一度に2枚ずつ出来上がるのが楽な様に思われるかもしれませんが、きめ細かなパイルが命ですから、丁寧に織り込まなければ一度に2枚ずつ失敗します(笑)。という冗談はさて置き、複雑な工程が必要なパイル織物の中でも、ベルベットの工程は2倍複雑になるとお考えください。
13世紀にイタリアで誕生したベルベットの織布工程が、ほんの100年前まで機械化できなかったことからも、そのことを窺い知ることができるでしょう。

お手入れ方法

長時間かたい椅子に坐ったとき

長時間かたい椅子に坐ったとき

一般に、ベルベットなどのパイル織物のドレスは立ったり座ったりの多いシーンには向いておらず、立食パーティー向きだと言われています。毛足が寝てしまったり、乱れたり、最悪の場合にはパイルが抜け落ちてしまったりするからですが、アゲハラのベルベットはパイルがつぶれ難い特殊加工を施していますので、形状の回復が良く、立食パーティー以外でも着ていただけます。
ただし、かたい椅子などに長時間坐っていると、毛足が乱れることがあります。そんな時は布から1cmほど離して、ハンドスチーマーやスチームアイロンなどの蒸気だけを吹きかけ、毛足を立たせてください。

ベルベットがしわになったとき

ベルベットがしわになったとき

シーズン始めなどに、久しぶりに着ようと思って箱から取り出したら、「シワになってしまって、さあ大変!」なんてことがありませんか?
大丈夫。入浴後のお風呂場に一晩吊しておくと、湯気できれいにシワがのびます。
その後は、よく風を通して、乾いたら軽くブラッシングをしておきましょう。

雨などに濡れたとき

雨などに濡れたとき

慶事に雨は付き物・・・。なんてことはありませんが、オシャレしている時の雨は嫌なものですよね。アゲハラベルベットには撥水加工が施してありますので、少しぐらいの雨なら気にせずお出かけいただけますが、やはり特殊織物ですので、濡れてしまったら、できるだけ早くハンカチなどの乾いた布で、軽く叩いて水滴を吸い取ってください。
そのままにしておきますとシミになる場合があります。

クリーニングに出すとき

クリーニングに出すとき

信用できるクリーニング店で、必ずドライクリーニングを指定してください。
また、フロックプリントや、ラメ糸などの組み合わせ生地については石油系とご指定ください。
ちなみにフロックプリントベルベットとは、柄の部分に粉末状の繊維やラメを静電気を利用して特殊な樹脂で接着したものです。一般のプリント柄のない立体感のある柄が特徴の素材です。フロックされた柄部分は摩擦や水気に弱いところもあり、多少繊維微粉が取れてくる場合もありますので、丁寧に取り扱ってください。

ベルベットのしまい方

しまう前に

しまう前に

ルベットの上品な光沢を保つため、しまう前に柔らかいブラシで、毛並みにそってホコリをとり、毛足を揃えます。ひじ、袖口、ヒップ部分は特に毛足が乱れやすいので、念入りにブラッシングしてください。
ブラッシング後は、ホコリよけに裾までおおうカバーをかけましょう。

洋服だんす(クローゼット)にしまう

ハンガーは厚手のものをお使いください。厚手のハンガーに掛けるとシワもできにくく、型崩れも防げます。洋服だんすに掛ける際は、隣のハンガーに当たらない様に、余裕を持って掛けることをお勧めします。

やむを得ず衣装箱にしまうときは・・・

やむを得ず衣装箱にしまうときは・・・

ルベットの衣装は、ハンガーに掛けて洋服ダンスにしまうのがベストですが、やむを得ず衣装箱にしまう場合は大きめの箱に、重みがかからないように、柔らかく折りたたんでしまってください。折り目に柔らかい紙か布をたわめてはさみ込むと、たたみジワが防げます。
整理だんすやチェストなどにしまうときも同じようにして、一番上に。刺繍やボタンがある場合は、柔らかい布を当てて、当りをなくすようにしてください。

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